和食教室 花道

アジのなめろう

なめろうという料理の由来は諸説ありますが、滑らかな食感からきていると言われています。
アジやサンマを薬味・味噌などの調味料と一緒に叩いて調理されます。
あまり叩かないタイプのなめろうと練るまで叩いたなめろうがあります。
練るまで叩いた方が薬味と調味料が複雑に絡み合い、魚の臭みも消えておすすめですよ♪

食材豆知識

大葉

刺身の付け合わせや薬味に使用され、脇役感が強い大葉。実は栄養価の高い緑黄色野菜です。
ビタミンAも豊富に含まれていますが、独特な香りが特徴の大葉は芳香成分ペリアルデヒドを含みます。強い殺菌作用を持つので、古来より刺身の付け合わせとしてパートナーとして、一役買ってきました。
通年栽培が可能なので、一年中流通しています。家庭菜園の栽培も人気の野菜ですが、この場合は夏がメインの収穫期になります。
鮮度が落ちると、黒い斑点が出るのでこれは避けましょう。使いきれず保存する場合は、茎を取らずにコップに少量の水をはり、茎だけ水に浸けておくと鮮度を維持できますよ。

 

材料 2人前

重量 容量
アジ 150g 1尾
生姜 5g -
ニンニク 2.5g -
長葱 20g 1/5本
味噌 9g 小さじ1と1/2
醤油 9g 小さじ1と1/2
ごま油 2g 小さじ1/2
しそ - 2枚

 

@生姜・ニンニクはみじん切り、長葱は粗みじんに切っておく。
Aアジは三枚卸しにして、骨を取り、皮を引く。
Bアジを粗く刻み、生姜・ニンニク・長葱を加えます。
Cある程度叩いたら、味噌・醤油・ごま油を加え、練るように叩きます。
アジ・薬味・調味料を練るように叩くことで、青臭さを消し、ツヤが出ます。
D器にシソを添え、なめろうを盛り付けて完成!

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