和食教室 花道

包丁の選び方&研ぎ方

包丁の選び方

主婦が使う包丁と職人が使う包丁は、目的が違います。
職人は最高の切れ味を求めるため、サビやす鋼を使用するので扱いが難しく、切れ味を長持ちさせるために包丁研ぎも欠かせません。
一方主婦は、一日にこなさなければならない様々な家事の中で、料理を手早く整然とこなさなければなりません。
なので、メンテナンスに時間をかけるよりは、切れ味は長持ちで、様々な食材を1本の包丁でこなせる万能包丁を購入される方が多いと思います。
貝印では、「関孫六」ブランドに定評があり、包丁だけでなく、ピーラーやスライサーも商品展開しています。
職人が使用しても、納得の切れ味!!
包丁は「一生物」だと言います。切れ味の悪い2千円の包丁を購入し、3年ぐらいで捨ててしまうよりは、1万円の良い包丁を30年使い続けるほうが方が良いと思いませんか?
包丁にも愛着がわき、台所お仕事により一層誇りを持つことができるでしょう。
あなたも貝印の包丁を手に取ってみてはいかがでしょうか。

 

包丁研ぎとは?

包丁鍛冶屋さんは、どんな高価な名刀も研がなければ「ナマクラ」だとおっしゃられます。野菜の切り方でもご説明した通り、切れる包丁を使わなければ料理は上達しないということです。なので、料理を極めたい方は是非、包丁研ぎを習得することをお勧めします。しかし、プロですら習得されている方は少なく、それだけ奥の深い技術が必要で習得するにも時間がかかります。なので、ご自身で研げない方はプロの包丁研ぎ師に任せると良いと思います。1回500円程度で研いでくれるのが相場で、定期的にメンテナンスをすることで、包丁は喜びあなたに力を貸してくれる最高のパートナーになってくれるはずです。
ご自身でチャレンジしてみたい方は動画もご覧ください。

 

天然砥石で包丁研ぎ

天然砥石は、手に入りにくいですが一生モノと言われています。
切り刃の研ぎ後、霞焼の波紋が更に美しく表現されます。
そして、人造砥石よりも砥粒が細かいので鋼を傷めず、緻密に鋼を研ぎあげることができます。

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