和食教室 花道

胡瓜の四川炒め

「四川」と名の付く料理は、「辛い料理」というものが由来です。
胡瓜は水分の多い食材なので和え物や酢の物でも塩もみして脱水しエグミを抜いてから調味するような食材です。
炒め物で使われることは少ないと思いますが、食べた事が無い方は是非チャレンジしてみてください。エグミも感じずフレッシュな素材の味を感じることができますよ!

食材豆知識

豆板醤

豆板醤とは中国で生まれた発酵調味料で空豆と唐辛子で作られています。
空豆を発芽させ、麹と塩を加え、半年近く発酵させます。その後、唐辛子を加え更に熟成させて豆板醤が出来上がります。製法が味噌に似ているので、熟成期間も様々で味もそれぞれ個性があります。
麻婆豆腐・担々麺・回鍋肉など、四川料理には欠かせない調味料です。豆板醤は加熱することで香りが立ち、旨味と辛味を引き出すことができます。
最近では自家製の手作り豆板醤をに挑戦されている方もいらっしゃいます。5〜6月になれば、鮮度の良い空豆が手に入る時期なのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

 

材料 2人前

重量 容量
胡瓜 100g 1本
ベーコン 40g -
長葱 40g 1/3本
おろし生姜 2g 小さじ1/3
おろしにんにく 2g 小さじ1/3
サラダ油 8g 小さじ2
豆板醤 5g 小さじ1
料理酒 10g 小さじ2
鶏がらスープの素 3g 小さじ1
薄口 6g 小さじ1

 

@胡瓜と長葱は縦半分にして、斜め薄切り。ベーコンは一口大にカット。
Aフライパンにサラダ油をしき、豆板醤・おろし生姜・おろしにんにくを炒めます。
豆板醤は加熱することで旨味と辛味を発揮します。
B胡瓜・長葱・ベーコンを加え、炒めます。
Cしんなりしたら、料理酒をふりかけ、雑味を飛ばします。
D鶏がらスープの素・薄口を加え、強火で炒めます。
弱火でゆっくり炒めてしまうと胡瓜から水分が出て、水っぽい炒め物になってしまいます。高温短時間加熱を心がけましょう。
E手早く炒めて、お皿に盛り付けて完成です!

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