和食教室 花道

ゴーヤチャンプルー

「チャンプルー」とは「ごちゃ混ぜ」という意味で、たんぱく源である卵・豚肉・豆腐をごちゃ混ぜにした事が由来になります。なので、ごちゃ混ぜにして炒めた料理はチャンプルーと名乗って良いので、本場沖縄では様々な食材を使用し、家庭料理として親しまれています。
今回は、オーソドックスなゴーヤチャンプルー、ゴーヤの苦みもご紹介したいと思います。

食材豆知識

ゴーヤ

苦くて、大人な味の野菜ゴーヤ。苦瓜・レイシとも呼ばれます。
グリーンのカーテンを作る時にも利用されますね。
夏野菜なのでカリウムが豊富で、血液循環を良好にしてくれます。また、ビタミンCも豊富なのでサラダで食べると効果的に摂取できます。
選び方は、あまり大きくないが、ずっしりとした重みのあるものを選びましょう。
成熟したゴーヤは苦みが薄れていくので、選ぶ時はイボイボが大きい物をが良いです。
乾燥を嫌うので、ポリ袋に入れて保存することをお勧めします。冷凍保存もできるので、種を取り、切り分けてから小分けにして冷凍しましょう。

 

材料 2人前

重量 容量
豚小間肉 80g -
ゴーヤ 60g 1/4本
100g 2個
木綿豆腐 100g 1/4丁
きくらげ 5g -
おろしにんにく 2g 小さじ1/3
おろししょうが 2g 小さじ1/3
サラダ油 4g 小さじ1
鶏がらスープの素 3g 小さじ2/3
料理酒 15g 大さじ1
薄口 9g 小さじ1と1/2
3g 小さじ1/2
胡椒 - 適量

 

@豚小間肉・木綿豆腐・きくらげは一口大に切り、卵は割りほぐしておく。
Aゴーヤは薄切りにして、塩もみ後5分置き、10分流水にさらします。
苦みとアクが強いので、塩もみすることで軽減できます。
Bフライパンに油をしき、おろしにんにく・おろし生姜を炒めます。
C豚肉も炒め、色が変わり始めたらゴーヤ・きくらげを加えます。
D軽く炒め、料理酒をふりかけ、雑味を飛ばします。
E豆腐・鶏がらスープの素・薄口・塩・胡椒を加え、味を調えます。
この後に卵が入るので、濃い目に味を付けましょう。
F卵を加え、8割火を通すイメージで炒めて完成!
卵はしっかり火を通すと硬くなってしまうので、加熱のし過ぎに注意しましょう。

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