和食教室 花道

鶏の照り焼き

今回は鶏もも肉の観音開きと万能ダレをご紹介します。
この万能ダレは蒲焼などにも使えますよ♪

食材豆知識

醤油

醤油は蒸した大豆と煎った小麦を混ぜ、麹菌を加え醤油麹を作ります。醤油麹と食塩水を混ぜ、熟成させ絞り取ったものを「生醤油」と呼びます。
更に加熱殺菌し、寝かしたものを「濃口醤油」と呼び、寝かし時間を短くし、淡い色に仕上げたものを「薄口醤油」と呼びます。
他には原料の大豆の割合を多くし、長時間寝かした「たまり醤油」。小麦の割合を多くし、短時間寝かした「白醤油」があります。
醤油も鮮度が大切で、開封後は冷蔵庫で保管し、1ヶ月以内に使い切りましょう。酸化しやすく、色が濃くなり香りも飛んでしまい、エグミを感じるようになってしまいます。
醤油の状態によっても料理の完成度が変わるので、鮮度の良いものを使いましょう。

 

材料 2人前

重量 容量
鶏もも 200g -
ししとう 20g 4本

鶏肉の漬け汁

料理酒 20g 大さじ1強
醤油 30g 大さじ2弱
味醂 20g 大さじ1強

照り焼きのタレ

醤油 50g 大さじ3弱
味醂 50g 大さじ3弱
砂糖 5g 小さじ2弱

 

@鶏肉を観音開きし、漬け汁に1時間漬け込みます。
観音開きをすることで、肉の厚みを均一化し、焼きムラを防止します。
A照り焼きのタレの調味料を鍋で合わせ、弱火で5分加熱します。
B軽くとろみがつけば、火を落とし、冷まします。
砂糖が入っているタレは、冷ますと濃度が出て、食材に塗りやすくなります。
CAを予熱したグリルまたはオーブン(200℃)で焼きます。
肉や魚は表面から焼き固めることで食材の中に旨味を残すことだ出来ます。なので、予熱は非常に大切です。
D8割火が通れば、照り焼きのタレを塗り、再度焼きます。
E焼き上がりに、再度たれを塗り完成です!

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