和食教室 花道

秋鮭の大和蒸し

栄養たっぷり、ネバネバは健康・長寿の強い味方。
とろろレシピのご紹介。
旬の秋鮭で季節感のある一品です。

長芋

ネバネバの代表者、長芋。スーパーで販売されている長芋をすり下ろすと「とろろ」が出来上がります。とろろはネバネバが特徴ですが、長芋とは別に「自然薯」という天然に育った山芋もあります。掘り起こすが大変で、少量ずつしか採取できないので非常に高値で取引されています。苦労しただけあって、ネバネバも一段とあり、非常に香り高いです。
長芋には消化酵素アミラーゼが含まれているので、体内での消化吸収を助けてくれます。
食欲がなく、胃が活発に動かない夏場などには、とろろは非常に体に優しいですね。
春と冬が旬で選ぶ時のポイントは、皮にツヤと張りがあり、ひげ根が付いているものは鮮度良好です。
保存する時は風通しの良い冷暗所長期保存は可能ですが、夏場は冷蔵庫で保管しましょう。

 

材料 2人前

重量 容量
秋鮭 - 2切れ
1g 小さじ1/6
料理酒 10g 小さじ2
長芋 100g -
卵白 20g 卵1個分
1g 小さじ1/6
一番出汁 50g 1/4カップ
料理酒 5g 小さじ1
薄口 9g 小さじ1と1/2
味醂 9g 小さじ1と1/2
水溶き片栗粉 - -
粉わさび 0.5g -

 

@長芋は皮を剥き、酢水に15分漬込みます。
すりおろす前に、変色防止の下処理を行います。
Aすり鉢に卵白・塩を加え、長芋をすり下ろしていきます。
B鮭に塩・料理酒をふりかけ、下味をつけます。
C粉わさびを水で練り上げます。
粉わさびはお湯で練ると香りが飛んでしまうので、水で行いましょう。
D一番出汁・料理酒・薄口・味醂を合わせ、水溶き片栗粉でとろみをつけ、銀あんを作りましょう。
E蒸し器を沸騰させ、鮭を7分蒸します。
蒸気をしっかりと揚げた状態(100℃)で蒸しましょう。温度が低いと旨味を閉じ込めることが出来ません。
Fとろろをかけ、3分蒸します。
G蒸し上がりに銀あんをかけ、わさびを添えて完成!

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