和食教室 花道

なすしぎ

「しぎ」というのはしぎ焼きの事で、シギという鴨類を焼いて食べていたのが始まりとされています。そこから変化を続け、茄子の味噌炒めに変化しました。
あまりにも唐突過ぎて、なぜ鴨料理が茄子料理に変化したかはわかりません(笑)
しかし、御飯の進む一品には違いありません。
簡単なのでチャレンジしてみましょう♪

食材豆知識

ピーマン

ピーマンとパプリカの違いは、同様の栄養素を蓄えていますが、パプリカはビタミン類が特に豊富です。パプリカを選ぶ方が多くなるかと思いますが、もう一つ決定的な違いがあります。
ピーマンはほろ苦いですが、パプリカは甘い野菜です。パプリカの甘さは、サラダ等で活躍しますが、ピーマンは苦みが強いので、アクセントとして利用されています。苦みは全体のメリハリをつける役割があります。この苦みが嫌いな方もいますが、ビタミンとミネラルが豊富なので汗をかく夏は積極的に摂取しましょう。
旬はですが、通年栽培しやすい野菜なので一年中出回ります。
選び方は軸の切り口が乾燥しておらず、艶のあるものが良いでしょう。
乾燥を嫌う野菜なのでポリ袋に入れて、冷蔵保存しましょう。

 

材料 2人前

重量 容量
なす 200g 2本
ピーマン 50g 2個
揚げ油 - 適量
おろしにんにく 2g 小さじ1/3
味噌 18g 大さじ1
料理酒 5g 小さじ1
砂糖 3g 小さじ1
醤油 6g 小さじ1
味醂 6g 小さじ1

 

@なす・ピーマンを乱切りにします。
Aなすは流水に当てあく抜きします。
この後、素揚げするので水気をしっかり切っておきましょう。
B味噌・おろしにんにく・料理酒・砂糖・醤油・味醂を混ぜ、合わせ調味料を作ります。
Cフライパンで加熱し、合わせ調味料が沸いたら火を止めます。
D160℃の低温で、なすとピーマンを素揚げします。
素揚げすることにより、油でコーティングし、野菜の旨味を閉じ込めます。
E素揚げしたらそのまま、フライパンに移しさっと炒めて完成!

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