和食教室 花道

茄子の揚げ浸し

夏野菜の代表格「なす」今回は、鷹の爪と酢を使った食欲不振の時にもピッタリな揚げ浸しをご紹介します。なすは水分の多い野菜なので、揚げ過ぎると旨味も減ってしまうのでご注意を!

食材豆知識

茄子

夏野菜の代表者、焼いても揚げても美味しい茄子。紫色の色素にはナスニンという抗酸化作用があり、がん予防に期待できます。また、茄子は水分多い野菜なので、夏の体が脱水しやすい時に食べる事で栄養と水分を効果的に摂取できます。
旬は夏で表面にハリとツヤがあり、ヘタの部分のとげに触れると痛いぐらいのものが新鮮です。低温障害を起こしやすい野菜なので冷蔵庫の長期保管は避けましょう。冷暗所で保存するのがベストです。

 

材料 4人前

重量 容量
茄子 240g 3本
揚げ油 - -
針生姜 5g -
タカの爪 1g 1本
二番出汁 200g 1カップ
濃口 60g 大さじ3と1/3
味醂 60g 大さじ3と1/3
30g 大さじ3

 

@茄子は縦半分にして、飾り包丁をして、アク抜きします。
A生姜は針生姜にします。針生姜の動画はこちら
B二番出汁・醤油・味醂・タカの爪を合わせ、ひと煮立ちさせます。
C酢を加え、漬け汁として冷ましておきます。
酢は加熱してしまうと香りと酸味が飛んでしまうので、加熱後に加えましょう。
D茄子は水気を切り、180℃の油で揚げます。油温度チェック動画はこちら
E揚げ終わったらそのまま、漬け汁に30分間冷蔵庫で冷やしながら漬け込みます。
F器に盛り付け、針生姜を添えて完成!

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