和食教室 花道

ぶり大根

冬にオススメメニュー、ぶり大根!
脂の乗った、ぶりのアラと身で大根を煮ると、コクのあるぶり大根が出来上がります。

ブリ

ブリは非常に大型の魚で、1m以上にもなり、冬に漁獲される寒ブリは非常に脂が乗っています。ブリ属のカンパチもそうですが、カマは特に脂が乗っており、塩を振ってカマ焼きや身はしゃぶしゃぶにして食べたりもします。
栄養面はビタミンD・B群をバランス良く含んでいます。更に青魚なのでDHA・EPAを豊富に含んでいるので、中性脂肪を減らし、ダイエット効果・動脈硬化改善・記憶力維持効果等、非常に優秀な食材です。
寒ブリは字のごとく旬はで、夏や秋はブリより少し小型のイナダやワラサが漁獲できます。
選ぶ時のポイントは、目に透明感がありエラが鮮紅色なものは鮮度が良く、身体がふっくらしているものは脂が乗っています。切り身の場合は血合いが赤い物は鮮度良好です。
一般的に出回るマコガレイの旬は夏〜秋です。マガレイやクロガレイは冬から春が旬とされています。

 

材料 3人前

重量 容量
ぶりアラ 300g -
大根 400g 1/2本
生姜 30g -
長葱 20g 1/4本
砂糖 24g 大さじ2
料理酒 45g 大さじ3
醤油 72g 大さじ4
味醂 72g 大さじ4

 

@大根は面取りをし、隠し包丁を入れましょう。
A米とぎ汁で15分程、下茹でします。
米ぬかが雑味と臭みを消してくれます。
B長葱は白髪葱、生姜は薄切りにします。
Cぶりアラは臭み消しのために、湯引きします。
流水でアクを洗い流し、臭みが大根に移らないようにします。
D下茹でした大根・下茹でしたぶりアラ・生姜・かぶる程度の水を加えます。
E調味料をすべて加え、火にかけます。
Fアクが出てくるようであれば、取り除きましょう。
G落し蓋をし、弱火にして煮込んでいきます。
火力が強すぎるとぶりアラが崩れて、盛り付けが綺麗にならないので注意しましょう。
H30分程煮込み、煮汁が1/3程度まで詰まれば火を止めます。
I冷まして、盛り付けて白髪葱を添えて完成!

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