和食教室 花道

土鍋で生姜ご飯

生姜は香り付けや薬味として、重宝されますが、今回は生姜が主役!
生姜独特の辛味と旨味に出汁の旨味をプラスした生姜ご飯をご紹介。
土鍋でチャレンジすれば、ツヤツヤの味付けご飯が楽しめますよ♪

食材豆知識

生姜

生姜の辛み成分「ショウガオール」には、血行促進効果があるので、新陳代謝を高め、体を温める効果があります。殺菌作用もあるため、薬味として重宝されます。
生姜には「新生姜」と「ひね生姜(古根生姜)」の2種類があります。ひね生姜は古根生姜とも呼ばれ、新生姜を数ヶ月間寝かせた状態で出荷されます。
新生姜は香りやスッキリとした辛味が特徴ですが、ひね生姜はフレッシュさは損なわれますが、薬味としての効果が凝縮されていることが特徴です。
新生姜の選び方は、全体的に白いものでツヤがあり、切り口がピンク色のものが良いです。ひね生姜は、小さいものだと水分が抜けきっているものが多く繊維質なので、大きな塊を選びましょう。
保存方法は、水につけて冷蔵保管すると日持ちします。刻んで、冷凍保管もできますが、香りや色が悪くなるのでお勧めはしません。
新生姜の旬は6〜9月で、味噌をつけてそのまま食べるのもオススメですよ♪

 

材料 4人前

重量 容量
300g 2合
一番出汁 400g 2カップ
ひね生姜 30g 1/8こぶし
油揚げ 30g 1枚
針生姜(お好みで) 10g -
薄口 12g 小さじ2
味醂 12g 小さじ2
料理酒 10g 小さじ2
3g 小さじ1/2

 

@一番出汁を引き、調味料をすべて加え、冷ましておく。
A油揚げは短冊切り、生姜は千切り、パンチの効いた味がお好みの方は、針生姜を用意しましょう。
B米を研ぎ、ザルで水気を切る。
ここで米を放置してしまうと、乾燥し、米が割れる原因になるので気をつけましょう。
C米を土鍋に移し、冷ましておいた@とAを加える。
D火にかけ、中火で沸騰を目指す。
E蒸気が出て、沸騰したら弱火で10分。
F10分後、中火にしてパチパチ音が出たら、火を消し蒸らす。
G15分蒸らして完成!

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