和食教室 花道

冷やしおでん

夏にもおでんを食べたいと思うことがありませんか?そんな時は、トマトやみょうが・オクラなど夏野菜を出汁で煮て、冷製おでんを作ってみてはいかがですか?
夏野菜は、生で食べても美味しい物ばかりなので、冬のおでんのようにグツグツ長時間煮込まなくても良いので、簡単に短時間で作れるのも嬉しいです。

食材豆知識

みょうが

みょうがは地下に根を張る野菜で、スーパーで一般的に見られるものは「花みょうが」と呼ばれ、土の上に花を咲かせたような状態で栽培し、収穫されます。
みょうがは栽培期間が1年以上かかるため、高価な野菜です。
手間暇かかった分だけ、香り高い美味しいみょうがが収穫できます。天ぷら・和え物や薬味など、調理しても香りと味は損なわれません。
選ぶ時はふっくらしているものを選び、細い物は身がしまっているので、硬いものが多いです。
乾燥を嫌う野菜なので、ラップや湿らせた新聞紙等でくるみ、湿度を保ちましょう。
鮮度も落ちやすく、香りも損なわれやすいので早めに食べましょう。
旬は夏〜秋で夏みょうがと秋みょうがあります。

 

材料 2人前

重量 容量
タコ 50g -
トマト 150g 1個
みょうが 30g 2本
ハンペン 50g 1/2枚
オクラ 40g 4本
かつお節厚削り 25g -
昆布 5g -
500g 2カップと1/2カップ
料理酒 15g 大さじ1
薄口 18g 大さじ1
味醂 9g 小さじ1と1/2
6g 小さじ1

 

@昆布を分量の水で一晩かけて戻します。
A厚削りを加え、20分かけて弱火で煮出します。
Bトマトは湯剥きします。
Cオクラはヘタを取り、分量外の塩でいたずりします。
Dみょうがは茎だけ取り除きます。
Eハンペンは三角形に切ります。
F出汁に料理酒・薄口・味醂・塩を加えます。
Gタコとトマトを15分間、弱火で煮ます。
Hハンペンとオクラを加え、5分煮ます。
ハンペンは煮すぎると、旨味が出汁に溶け出てしまうので煮る場合は短時間にしましょう。
I火を止め、みょうがを加え、粗熱を取り、冷蔵庫で冷やします。
煮汁が冷めて行く時に食材へ味を染み込ませます。
J器に盛り付けて完成です!

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