和食教室 花道

もつ煮

お酒のおつまみとしても、人気メニューですが、ご飯のおかずとしてもオススメです。
もつの臭いが苦手な方もいらっしゃいますが、下処理を丁寧に行えば美味しくいただけます。
今回は比較的臭みの出やすい「豚もつ」の簡単な下処理、臭みの消しやすい調理法「味噌煮」をご紹介します。

食材豆知識

豚もつ

もつとは一般的に「腸」の部分の事で、臭みを感じやすい食品です。しかし、丁寧に下処理すれば、独特の食感と旨味を味わうことができます。
豚もつの内側に脂がへばりついていて、これが臭みの原因です。これを取り除くことで、臭みをやわらげ、脂肪を取り除くのでヘルシーに召し上がれます。
豚バラや豚ロースよりもカロリーと脂肪が少ないので、「もつ鍋」「もつ煮」等にして、野菜と一緒に摂取すると健康的ですね。

 

材料 6人前

重量 容量
豚もつ 300g -
大根 400g 1/4本
人参 80g 1/2本
こんにゃく 130g -
長葱 30g -
おろし生姜 5g 小さじ1
おろしにんにく 5g 小さじ1
ごま油 6g 大さじ1/2
600g 3カップ
料理酒 15g 大さじ3
醤油 12g 小さじ2
味醂 24g 小さじ4
味噌 54g 大さじ3

 

@モツの身を広げ、脂を取り除きましょう。
A流水に当てながら、脂カスを洗い流しましょう。
臭みが気になる方は、水の白濁が無くなるまで洗いましょう。
Bこんにゃくは下茹でし短冊切り、大根と人参はいちょう切りにします。
C長葱の青みの部分は泥が付いている可能性が高いの丁寧に洗い、小口切りにします。
D鍋を熱し、ごま油をならし、おろし生姜・にんにくを加えます。
E大根と人参を加え、軟らかくなるまで炒めます。
Fもつを加え、炒めます。
G料理酒を加え、雑味と臭みを飛ばします。
H分量の水を加え、アクを取り除きましょう。
I醤油・味醂・味噌を加え、弱火で10分程煮込みます。
落し蓋をすると対流が生まれ、食材に均一に素早く火が入ります。
J煮汁が1/3まで詰まれば、火を落とし冷ましましょう。
K器に盛り、青葱を添えて完成!!

 

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