和食教室 花道

春菊のお浸し

旬の美味しい春菊を使った和え物のご紹介。
食用菊を使って、綺麗に仕上げましょう!
お節の一品に、持って来いですね。

食材豆知識

春菊

鍋物野菜の代表、春菊。独特のほろ苦さとシャキシャキ感は鍋物だけでなく、和え物にも最適ですね。
緑黄色野菜なので、ビタミンAを豊富に含んでいるだけでなく、ミネラルが豊富な野菜です。葉物野菜なので、カルシウム・鉄が豊富で骨形成に必要な栄養だけでなく、カリウムを豊富に含んでいるので体内の浸透圧を調節し、血液循環を良好にしてくれます。
旬は冬で選ぶ時のポイントは、茎が細く、葉が青々としているものです。鮮度が落ちてくると黄色くなり、茎が太いと歯触りが悪く茎まで食べられない場合があるので避けましょう。
乾燥を嫌う野菜なので、袋に入れ、立てて冷蔵保存しましょう。

 

材料 2人前

重量 容量
春菊 150g 1袋
蓮根 40g -
食用菊 15g -
一番出汁 45g 大さじ3
薄口 18g 大さじ1
味醂 9g 大さじ1/2

 

@蓮根は15分程、酢水に浸けます。
A飾り切りをして、再度15分酢水に浸けます。
酢水にさらすことで、褐変を防止します。
B切り分けた後、流水にさらして、アクを抜きます。
C蓮根は水から茹で始め、沸騰後1分下茹でし、水にさらしておきます。
D食用菊は花の部分をちぎって、沸騰した湯に酢を加えて茹でます。
酢を加えることで、色止め効果があります。
E春菊は葉の部分をちぎり、青茹でします。
F一番出汁・薄口・味醂を合わせ、浸し液を用意します。
G春菊・蓮根・食用菊を混ぜ、浸し液を加えます。
H30分冷蔵庫で冷やし、器に盛り付けて完成!

page top