和食教室 花道

ほうれん草のお浸し

シンプルですが、ほうれん草の美味しさを存分に味わえる一品!
一番出汁で和えると出汁の旨味を感じられるお浸しになります。
今回は手軽に一番出汁を使わず、だしの香りをまとわせるお浸しです。
色鮮やかに仕上げるための「青茹で」と鰹節の香り出すコツを収録しております。

食材豆知識

ほうれん草

非常に栄養価の高い緑黄色野菜の一つで、βカロテンが豊富です。抗酸化作用があるのでガン予防に大切な栄養素です。
選び方は葉の緑が色濃く、茎が適度に太いものがオススメです。
乾燥を嫌う野菜なので、濡らした新聞紙や袋に入れて冷蔵保管しましょう。
旬はで緑が濃くなり、甘さが増します。
アクが強い野菜なので苦手な方も多いと思います。「サラダほうれん草」という品種は、アクが少なく生でも食べられるほうれん草もありますよ。

 

材料 2人前

重量 容量
ほうれん草 100g 1/2束
かつお節 5g -

 

@鍋にお湯を沸かし、食塩を加えます。
青菜は塩茹でにすることにより、緑色を強調させる効果があります。「青茹で」と呼びます。
Aほうれん草の茎の部分を流水でしっかりと洗います。
B@にほうれん草の茎の部分だけを入れ、約1分茹でます。
葉より茎の方が茹であがりに時間がかかるので、まずは茎だけ茹でましょう。
C手で持っている葉の部分がしんなりしてきたら、沈めましょう。
D茹であがったら、冷水(氷水)にさらしましょう。
急冷することにより、変色を防ぎます。「色止め」と呼びます。
Eほうれん草の水気を絞り、一口大にカットし器に盛ります。
Fフライパンを熱し、弱火で分量のかつお節を煎ります。
かつお節は煎ることにより、旨味と香りが増します。
Gほうれん草に醤油をお好みでかけ、かつお節をトッピングして完成です!

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